2023/08/24 17:00
コスタリカ ガンボア農園 ブラックハニー
爽やかな香り
きれいな酸味
ミルキーな口当たり
やさしい甘味
焙煎から徐々に香りが増していきます!芳醇
袋をあけた瞬間の香り、いいですね~
焙煎度 ★★☆☆☆ (中煎り) ハイロースト程度
カサドコーヒーの焙煎度合ついては→https://www.casadocoffee.com/p/00005
芳醇 ★★★
酸味 ★★☆
甘味 ★★☆
<商品情報>
生産国 :コスタリカ
生産農園 :ガンボア農園
生産主 :Martin Gutierrez(マルティン グティエレス)氏
生産地域 :タラス地区
栽培品種 :カトゥーラ
標 高 :1850m
収穫時期 :12-2月
気 温 :平均19℃
精選処理 :ブラックハニー(100%ミューシレージを残し乾燥)(パルプドナチュラル)
商品規格 :SHB
クロップ :2022/23
ガンボア農園のカトゥーラのみを使用して、
ミューシレージを取らずに乾燥させています
ミューシレージを取らずに乾燥させています
ブラックハニー
ミューシレージ(種を覆う薄い殻(=パーチメント)のまわりに付いている粘液質)を取ら
ずに乾燥させたパルプドナチュラルで仕上げる方法のことを言います。生産地ではミュー
シレージに含まれる糖分が種に移行して独特の甘みが増すと言われています。コスタリカ
の一般的なコーヒーは、ミューシレージをとってから仕上げることが多いです。ブラックハ
ニーという特別な方法で仕上げられたコーヒーをお楽しみください。
コスタリカにはブルンカ(Brunca)、中央盆地(Central Valley)、グアナカステ
(Guanacaste)、オロシ(Orosi)、タラス(Tarrazu)、トレス・リオス(Tres Rios)、
西盆地(West Valley)、トゥリアルバ(Turrialba)の 8 つの生産地域がありますが、高地
だけで栽培されるタラスのコーヒーには「酸味が強く上品で、コクがあり特に良い香りがあ
る」という特徴があり、国際的に最も好まれる風味を持っているといわれます。
タラス(Tarrazu)地区は首都サンホセから約 70km 南のロスサントスという地域に位置
しています。ロスサントスの周辺に 19 世紀半ばに中央盆地の住民が移住してきた際に、移
住者は街に San Pablo de Leon Cortes、San Marcos de Tarrazu、 Santa Maria de
Dota と聖人の名前を付けました。タラスは San Marcos de Tarrazu に由来しています。
ガンボア農園の歴史
およそ 75 年前、エランディオ グティエレス氏とエドガー グティエレス氏の兄弟は父親
の意思を受け継ぎ、タラス地区のサンタ マリア デ ドータで農園を開墾して、ガンボア農
園としてコーヒーづくりを始めました。エドガーはセレリーナという女性と出会い、13 人
の子供を授かり、グティエレス家はビッグファミリーとなりました。その息子の一人である
マルティンが農園を引き継ぎ、現在の農園主となっています。
13 人兄弟の内マルティンは農園引き継ぎましたが、長男のルイスは当時最も優良な精選工
場の一つであったコーペドータ精選工場で 24 年間チェリーの精選と選別に従事し、また
その後も別の精選工場で 18 年、精選と選別一筋で仕事をしてきました。その後突然訪れた
愛妻の死によってルイスは一時希望を失ってしまいますが、12 人の兄弟たちが彼を奮い立
たせるため、1999 年に自社精選工場を作り上げ、モンターニャス デル ディアマンテ(ダ
イヤモンドの山)と名付けました。
ルイスは 2010 年にこの世を去りましたが、彼の兄弟や家族(グティエレスファミリー)、
友人たちによってその情熱や技術は今でも脈々と引き継がれています。