コーヒーの抽出
コーヒーの抽出は自由です。
抽出器具も色々あり、何で淹れても正解です。
カサドコーヒーでは、さまざまな豆を、色々な焙煎度合で用意しております。
銘柄一つ見ても焙煎度合、同じ度合でも違う煎り方(アプローチ)をするだけで、
味や香りが変化します。
そこでカサドコーヒーでは、
味や香りの変化を見るために、なるべく同じ条件で簡単に日々のコーヒーを抽出しています。
こちらで具体的な抽出方法を紹介したいとおもいます。
下に抽出動画があります
用意するもの
・コーヒー粉 15g(中細挽き)
・熱湯(90℃程度)240g+α(沸騰した湯を、別の常温ポッド等に移すと90℃程度になります)
・ドリッパー(HRIOV60を使用してます)
・ペーパーフィルター
・サーバー、マグカップ等 (容積250g以上)
・電子スケール できれば0.1gから計れるものが淹れやすい(Timemore Black Mirrorを使用してます)
・タイマー(スマホ タイマー可)
ハンドドリップ
1,コーヒー粉をセットする
スケール ,サーバー等,ドリッパー,ペーパーフィルター,コーヒー粉の順で置き,スケールを0gにセットします
2,蒸らし
コーヒー粉全体を濡らすように,30gの湯を注ぎ30秒待つ
ドリッパーを持って揺らすと湯がなじみ,甘味を感じやすくなります
3,ドリップ
1分以上,2分以内を目安に残りの湯を円を描くように注ぐ,
最後にドリッパーを揺すり,落ち切るのを待ちます。3分以内に落としきる。
下に抽出動画があります
一杯分コーヒー粉 15gの場合
時間、湯量の目安 湯温90℃程度
1投目 0:00 30gまで注ぐ(蒸らし)
2投目 0:45 計 130gまで注ぐ(100g)
3投目 1:20 計 190gまで注ぐ(60g)
4投目 1:45 計 240gまで注ぐ(50g)
濃度は4投目で湯量を調節するのがおすすめ
このドリップでは、湯量が多めで、スッキリ味になると思います。上記より時間をかけてドリップすると濃くなると思います。
お好みで湯量、湯温を変えたり、挽き目を変えたり、試してみると楽しいと思います。
お湯の調節
少ない ⇔ 湯量 ⇔ 多い
濃い 薄い
高い ⇔ 温度 ⇔ 低い
苦い,雑味 酸っぱい
細かい ⇔ 挽き目 ⇔ 粗い
苦い,雑味 酸味,スッキリ
※90℃程度での抽出をおすすめしてます。沸騰したお湯を常温のケトルに移すと90℃程度になります。
温度が高過ぎると雑味の原因になります
温度が低すぎるとコーヒーの成分が抽出されません
二杯、三杯と量を増やしたい場合
コーヒー粉15gは多めの一杯分(マグカップ)です
コーヒー粉OOg×16=OO㎖(湯量)
例、コーヒー粉30g×16=480㎖(湯量)
※コーヒー粉と湯量が増えても、一杯分と時間は変えない。湯の勢いを変える
コーヒードームについて
ドリップの時プク~っと膨らむ事がありますが、安心してください。新鮮です。
焙煎豆にはコーヒーガス(二酸化炭素)が含まれています。ガスは焙煎すると化学変化によって発生します。焙煎してから香りと共に放出されていきます。膨らむというのは焙煎してから日が浅いという事です。
※良く膨らむ時は、湯と粉の接点が少ないため、少々薄く抽出されます。脹らまない時は、湯との接点が多い為濃く抽出されがちなので、早めに淹れましょう。
※浅煎りの豆は、深煎りの豆よりドリップの時膨らみが少ないと感じるかかもしれませんが、焙煎時間が短いのでガスが発生しずらい。劣化している訳ではありません。
コーヒー抽出動画