2022/03/25 16:55
生産地情報
生産者:ボンジャルディン農園
農園主: Josue 氏
産 地:ブラジル ミナスジェライス州カンポ.・ダス・ヴェルテンテス地域ボンスセッソ
標 高:1,000~1,100m小高い丘陵地で、豊かな土壌と水資源がある。
★ボンジャルディン農園はどんな事をしてるの??
ブラジルの主要コーヒー研究機関、例えばカンピーナス農事研究所(IAC)など からの良質アラビカ種から引き継いだ優秀な遺伝子を大切に育んでいます。 農園では、ブルボン(アマレロ)、ムンドノーボ、カツカイなどを育てています。
★農園主の Josue 氏はどんな方??
サントアントニオエステートコーヒー生産者組合の組合長を務め、より良い
労働環境およびコーヒー品質の向上にも力を注いでいます。以前はブラジ
ルの有名なコーヒー研究所であるカンピーナス農業試験場で働いていて、
栽培品種のプロです。生産者組合加盟農園や周辺農園に種を販売したり
もしています。生産者組合メンバーからは「Doctor=ドクター=先生」と呼ば
れリスペクトされている存在です。
●サントアントニオエステートコーヒー生産者組合(SAEC)
サントアントニオドアンパロを中心に周辺のオリベイロ、カルモデマタそしてボンスセッソ、サンフランシスコデパ ウラに及ぶ約 20 農園からなる生産者共同体。
組合全体での成長、品質向上、ブランド構築を目指し、精力的な取り組みをおこなっており、 下記共同体のメリットも活かして活動をしています。
・栽培技術などの情報の共有化
・モチベーション向上
・量の確保、高品質の商品化におけるスケールメリット など。 他、
・農園が所有する設備にて脱殻後のビッカ(選別前の原料)を、最終輸出生豆に仕上げる選別工場、及び品質 管理機能、そしてシッパー(輸出)機能がある。
・農園および関係労働者の長い伝統による信頼関係が構築されている。
・BSCA、SCAA などへ積極的に参画している。
・古くからの栽培品種栽培に注力している。
・乾燥方法やパルピング後のミューシレージ扱いなどの指示が徹底されている。
●乾燥方法:lado a lado process
ラド・ラド プロセス。side by side。乾燥中、果実と果実が上下に重ならないように果実を広げます。大切な「甘
味」を作るための乾燥方法で、ドライ進行度が安定し商品を作る最適な原料となります。重ならないように果実を
広げることで、不必要な発酵も防ぎます。7 日間ほどで天日乾燥を終え、その後機械乾燥を行っています。